あれ?あれあれあれ?
アナウンサーが話し聞くんじゃねぇの?
一人でしゃべんのかよ
あぁ、とんでもねぇ顔
優勝しちゃったよぉ
今、オレに選択権があんだよな?
IWGPと、IWGPインターコンチネンタル
うぃ~
今決めなきゃダメっすか?
今?
今??
今。
どーーしよっかなぁぁぁぁ?!
はぁ
答えはこうだ!
「アイシテマァァァス!!!」
(エアギター。そして、ギターをへし折るジェスチャー)
(♪Subconsciousが流れるも、すぐに止まる)
おい
おいおいおい
オレの言うことに、文句なんか言わせねぇよ。
言ったヤツはこうだ!イヤァオ!
(♪Subconscious)
~会見場~
出た。中邑真輔。
迷いに迷って、
パンパンだったんだぁ。
アタマのなかもカラダのなかも。
一切のこだわり、捨てて、よくやったぜおい。
逆に、糧とし、良くなっちゃった。
ふぅ~
アナウンサー
「その中で、優勝すると、IWGP、そしてインターコンチネンタル。
選択肢があったわけですが、インターコンチネンタルの方を選んだと。」
だってさっき決めたもん。
試合前に、
勝ったらどっちだとか、
くっだらねぇこと言うヤツいたよなぁなんか?
そんなことよりも、
今だろ?
イマイマイマ
先のなんか
先のことなんか、見てませんでした。
はい。
そう。
決めたのは、
あのリング。
あの瞬間。
理由?!
理由なんか 、
ふぅ
特にありません なんてね。
自由に生きたい。
自分の手で掴み取りたい。
それだけですよ。
アナウンサー
「中邑選手が自由に生きたいと願った先にあったのが、
今は、インターコンチネンタルだったと。いうことになるんですね?」
そうですね。
(額の傷を確認して)
うーわ
アナウンサー
「改めて、その鼻の傷を確認されました。
今日の闘いについては改めていかがでしたか?」
なんだろな?
ちょっと
こっちは、
いやなんか、得たこともないような
感覚の中で、特に、バットラックファレ。
闘ってる時は得たこともないような、
感覚の中で、試合を、した感じがするね。
アナウンサー
「それを乗り越えて、次はでは棚橋弘至選手との再戦ということになります。
棚橋選手との闘い、今はどう感じてらっしゃいますか?」
負けっぱなしじゃ、気分も悪いし。
ほら、今行けば、棚橋弘至の、色なんか、
ベルトに何一つ、付いちゃないっしょ?
オレに勝っただけじゃん。
なんだ
理由はテキトーにくっつけてよ。
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